施術の安定感は「技術」だけではなく「環境管理」で変わる
「今日はなぜかグルーが安定しない」
「いつも通り装着しているのに、持ちに差が出る」
そんな時、技術だけを見直していませんか?
まつ毛エクステ用グルーの主成分であるシアノアクリレートは、水分に反応して硬化する性質があります。
つまり、グルーの状態は施術者の手技だけでなく、温度・湿度・保管環境の影響も受けやすいということです。実際に業界向け資料でも、主成分としてエチルシアノアクリレートが示され、使用環境の管理が明記されています。
だからこそ、グルーは「開封したら使うだけ」の商材ではありません。
正しく保管し、正しく環境を整えることが、施術の安定感や持続力につながります。メーカー系ガイドでも、開封後は蓋をしっかり閉め、直射日光を避けた涼しく乾いた場所で保管することが推奨されています。使用後に関しましても、先端に溜まったグルーはしっかりうきとり、中に溜まったままにしないことが推奨されています。
グルー保管で押さえたい基本
まず大切なのは、直射日光・高温・湿気を避けることです。
グルーは空気中の水分の影響を受けやすいため、保管場所が不安定だと、開封後の状態変化も起こりやすくなります。
安全データシートでも、容器は密閉し、熱や直射日光を避けて保管するよう案内されています。
また、グルーには製品ごとの推奨環境があります。たとえば一部の業界資料では、施術環境の目安として**室温25〜28℃、湿度55%前後(許容40〜70%)が示され、別のプロ向けガイドでは湿度45〜60%、室温22〜26℃**が推奨されています。つまり、「どのグルーでも同じ条件でよい」とは言い切れず、基本を押さえたうえで製品推奨値を確認することが重要です。
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項目 |
状態 |
起こりやすいこと |
見直したい点 |
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湿度 |
高すぎる |
硬化が早まりやすい |
ドロップ交換頻度、作業速度、除湿 |
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湿度 |
低すぎる |
硬化が遅くなりやすい |
加湿、室温、グルー選定 |
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温度 |
高すぎる |
粘度が下がり反応が速く感じやすい |
保管場所、直射日光、空調 |
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温度 |
低すぎる |
粘度が上がり乾きが遅く感じやすい |
室温管理、施術前の環境確認 |
湿度が高すぎると硬化が早まり、低すぎると乾きが遅くなる傾向は、プロ向けの温湿度ガイドでも明確に説明されています。また温度変化はグルーの粘度にも影響し、施術時の扱いやすさを左右します。
「グルーが悪い」と決める前に
もし最近、
・マツエク装着時に硬化が早すぎる
・マツエク接着時にエクステがユラユラして中々乾かない
・日によって持続力が違う
・お客様によってマツエクの持ちにムラがある
そんな状態が続いているなら、まず疑いたいのは保管環境と施術環境です。
【マツエクグルーがノンストレスでいれる場所】
開封後のグルーは空気中の湿気に触れることで徐々に状態が変わる為、
開封後は蓋をしっかり閉めてパウチに入れ、冷暗所保管がグルーの正しい保管方法としてされています(涼しく、陽が当たらない場所)
【マツエクグルーの性格を知ろう】
粘度増す・糸を引く・どろっとする場合は使用をやめる事。
⚠️やめないといけない理由
①分離している可能性がある
②必要成分が蒸発し、持続力に大きく影響する
③必要成分が劣化している可能性がるので、アレルギーを引き起こしやすい
⚠️なぜマツエクグルーの質が悪くなってしまったのか
①1ヶ月以上使用している
②買ってから2ヶ月経過しているが、開封せずに使っていた
③グルートレーに沢山の古いグルーが出しっぱなし
④グルートレーが温度の変化に敏感(プラ・紙を使用している)
⑤グルーをパウチの中に毎時戻しっていない
⑥グルートレーに出してから30分以上経過しても使っている
⑦施術環境が湿度50前後になっていない
⑧グルーを出した後に、グルーの口を綺麗に絞り切って、拭いていない
⑨グルーをしっかり混ぜないで、使ってしまっている
【マツエクグルーの正しい扱い方】
開封後約4週間を目安に新しいものを使いましょう。グルートレーは温度を保ってくれる大理石やガラスの使用をお勧めします。
施術結果を安定させたいなら、技術の仕方の前に、まずグルーの環境を正しく整えていきましょう。
グルー管理は“裏方”ではなく、仕上がりを支えるマナーです。
グルーの性能を活かすためには、商材選びだけでなく、温度・湿度・保管方法まで含めた環境設計が欠かせません。
今お使いのグルーが本来の力を発揮できているか、一度見直してみてください。
詳しくはこちらのYouTubeで確認できます👀
→https://youtu.be/JOdN34lEAyk?si=hdZOu7v1ohEx2hUv

