今年は、暑さ対策を“早め”に始めたい季節です
「まだ6月なのに、もう夏みたい」
「サロンの中も、日中はムワッとする」
「去年より、暑くなるのが早い気がする」
そんな声が出やすい季節になってきました。
まつ毛サロンにとって、暑さや湿度はお客様の汗・皮脂だけでなく、
商材管理にも関わる大切なポイントです。
特に気をつけたいのが、グルー、パーマ剤、前処理剤、美容液、コーティング剤などの
保管場所。
毎日使っている商材ほど、ついワゴンの上や棚の手前に置きっぱなしになりやすいですが、
実はその場所が夏場には負担になっていることもあります。
「なんとなく使いづらい」
「前よりグルーの状態が重い気がする」
「パーマ剤の管理、これで合っているのかな?」
そう感じたら、技術の問題だけでなく、商材の置き場所を一度見直してみるのがおすすめです。
まつ毛商材が苦手なのは、高温・多湿・直射日光・温度差
まつ毛商材の保管でまず避けたいのは、次の4つです。
・高温になる場所
・湿度が高い場所
・直射日光が当たる場所
・温度変化が激しい場所
これはグルーだけでなく、パーマ剤や美容液、コーティング剤などにも共通して意識したいポイントです。
特に夏場は、朝は涼しくても日中に室温が上がったり、エアコンのオンオフで温度差が大きくなったりします。
お客様がいる時間は快適でも、閉店後や休業日、朝の開店前はサロン内の温度が上がっていることもあります。
つまり、施術中の環境だけでなく、商材が置かれている時間全体を見直すことが大切です。
特に注意したいのは、グルーの保管場所
まつ毛エクステ用グルーは、温度や湿度の影響を受けやすい商材です。
PLJのグルーの場合、基本的には冷蔵庫ではなく、温度20〜25℃・湿度50〜60%を目安に保管することをおすすめしています。
開封後は1ヶ月、未開封でも2ヶ月を目安に、できるだけ状態の良いうちに使い切ることが大切です。
特に夏場に気をつけたいのは、次のような場所です。
・窓際の棚
・日中に暑くなるバックヤード
・エアコンを切った休業日のサロン内
・車の中
・受付カウンターの上
・施術ワゴンの上に出しっぱなし
・水回りの近く
・冷蔵庫に入れたり出したりする保管
「冷やした方が良さそう」と思う方もいるかもしれませんが、グルーは温度差や結露にも注意が必要です。
冷蔵庫に入れて、使うたびに出し入れする。
冷えた状態のまま開封する。
開封後にまた冷蔵庫へ戻す。
このような管理は、かえって状態を不安定にする可能性があります。
グルーは“冷やせば安心”ではなく、“温度と湿度を安定させる”という考え方で管理するのがおすすめです。
パーマ剤・前処理剤・美容液も、置き場所の見直しを
グルーほど分かりやすく変化を感じにくい商材でも、保管場所は大切です。
たとえば、まつ毛パーマ剤やラッシュリフト関連の商材は、直射日光や高温になる場所を避け、使用後はしっかりキャップを閉めて
保管しましょう。
また、前処理剤・美容液・コーティング剤なども、ワゴンの上に出しっぱなしにしていると、日中の室温や照明、湿度の影響を
受けやすくなります。
特に夏場は、サロンワーク中に使いやすい場所と、保管に適した場所を分けて考えるのがおすすめです。
使う時は取り出す。
使い終わったら戻す。
開封日を分かるようにする。
この小さな習慣だけでも、商材の管理はかなり安定しやすくなります。
サロンでよくある“危ない置き場所”
まつ毛商材の保管で、意外と見落としやすい場所があります。
1. 窓際の棚
見た目はきれいに整理されていても、日中に光が当たる場所は注意が必要です。
特に西日が入るサロンでは、午後から夕方にかけて棚や引き出しの中まで温度が上がることがあります。
2. 施術ワゴンの上
毎日使う商材ほど、ワゴンの上に置きっぱなしになりがちです。
施術中は便利ですが、照明の近く、エアコンの風が当たる場所、水回りの近くなどは、商材にとって安定した環境とは言えない場合があります。
3. バックヤードの上段
在庫をまとめて置いている棚の上段は、空気がこもりやすく、室温よりも高くなることがあります。
特にエアコンが届きにくい場所や、閉店後に熱が残りやすい部屋は要注意です。
4. 車の中
短時間でも、夏場の車内はかなり高温になります。
納品後に車内に置いたままにしたり、出張施術の商材を積みっぱなしにしたりするのは避けましょう。
5. 冷蔵庫の中
一見よさそうに思える冷蔵庫保管ですが、まつ毛商材すべてに向いているわけではありません。
特にグルーは、出し入れによる温度差や結露に注意が必要です。商品ごとの保管方法を確認し、
自己判断で冷蔵保管に切り替えないことが大切です。
今日からできる、保管場所の見直しチェック
夏本番前に、サロン内で一度確認しておきたいポイントをまとめます。
温度
商材の置き場所が20〜25℃前後で安定しているか
湿度
湿度が高くなりすぎていないか
日光
直射日光や西日が当たっていないか
温度差
エアコンのオンオフで急な温度変化がないか
開封日
開封日を記録しているか
キャップ
使用後にしっかり閉めているか
在庫
古いものと新しいものが混ざっていないか
置きっぱなし
ワゴンや車内に出しっぱなしになっていないか
このチェックは、スタッフ全員で一度共有しておくのがおすすめです。
「誰かが戻してくれる」
「たぶん大丈夫」
「いつもの場所だから平気」
ではなく、商材ごとに置き場所を決めておくと、管理ミスが起こりにくくなります。
おすすめは“商材別の定位置”を決めること
サロン内で商材管理を安定させるには、商材ごとに定位置を決めておくのがおすすめです。
たとえば、
・グルーは温湿度管理しやすい場所
・パーマ剤は直射日光を避けた収納内
・前処理剤や美容液は施術後に戻しやすい場所
・在庫は古い順に使えるように並べる
・開封済みと未開封を分ける
このように分けるだけでも、管理がしやすくなります。
特にグルーは、開封日を書いたシールを貼っておくと安心です。
「いつ開けたっけ?」がなくなるだけで、使い切りのタイミングも判断しやすくなります。
暑さ対策は、技術を安定させる為の準備でもあります
夏は、汗・皮脂・湿度・室温など、まつ毛施術に影響する要素が増えやすい季節です。
そのため、技術の見直しや前処理の見直しと同じくらい、商材の保管環境を整えることも大切です。
どんなに良い商材でも、保管環境が不安定だと、本来の使いやすさを感じにくくなることがあります。
「最近グルーの調子が違うかも」
「パーマ剤の管理が少し不安」
「夏前に在庫を見直したい」
そう感じたら、まずはサロン内の置き場所から確認してみてください。

まとめ
暑くなる季節は、まつ毛商材の保管場所を見直すタイミングです。
特に気をつけたいのは、
・高温
・多湿
・直射日光
・温度変化
・車内放置
・ワゴン上への出しっぱなし
・開封日の管理不足
です。
PLJのグルーは、温度20〜25℃・湿度50〜60%を目安に、冷蔵庫ではなく安定した環境での保管をおすすめしています。
パーマ剤や美容液なども、商品ごとの保管方法を確認しながら、直射日光や高温多湿を避けて管理しましょう。
今年は暑くなるのが早い分、夏本番になってから慌てるのではなく、今のうちにサロン内の商材置き場を整えておくと安心です。
商材を正しく管理することは、施術の安定感を守ることにもつながります。
暑くなる前に、ぜひ一度サロンの商材置き場をチェックしてみてください。

