ホームケア、ちゃんとお客様に伝えられていますか?



これまでのブログでも、ラッシュシャンプーやオイルクレンジング、美容液・コーティング剤など、
まつ毛エクステ中のホームケアについて何度かお伝えしてきました。


今回はその“おさらい”というより、少し視点を変えて、

サロン側がお客様にホームケアをどう伝えるか
について考えていきます。


マツエクの持ちが安定しないとき、グルーや前処理、施術環境を見直すことはとても大切です。


でも、もうひとつ見落とせないのが、

お客様が普段どう扱っているか
です。


サロンでどれだけきれいに装着しても、毎日の洗顔、クレンジング、スキンケア、目元の触り方によって、
エクステの状態は変わります。


そして、そのホームケアはお客様任せにするものではなく、

サロン側が“伝わる形”で案内すること
が大切です。



「伝えたつもり」になっていませんか?


サロンでは、施術後にこんな説明をすることが多いと思います。

「こすらないでください」
「オイルクレンジングは控えてください」
「美容液を使ってください」
「濡れたら乾かしてください」


どれも間違いではありません。

ただ、お客様からすると、意外と分かりにくいことがあります。


たとえば、

「こすらないでください」と言われても、どのくらいが“こする”なのか分からない。
「清潔にしてください」と言われても、濡らしていいのか、洗っていいのか分からない。
「美容液を使ってください」と言われても、いつ、どこに、どのくらい塗るのか分からない。


つまり、サロン側が伝えたつもりでも、

お客様の中では具体的な行動に落とし込めていないことがあります。


ホームケア説明で大切なのは、

禁止事項を伝えることより、毎日どうすればいいかまで伝えること
です。



お客様は“やってはいけないこと”だけでは動けない


マツエク後の説明では、どうしてもNG事項が多くなりがちです。


こすらない。

引っ張らない。
オイルをつけない。
濡れたままにしない。
うつ伏せで寝ない。

もちろん、避けたい習慣を伝えることは大切です。


ただ、NGだけを並べると、お客様は

「結局どうすればいいの?」
と迷ってしまうことがあります。


たとえば、

「洗いすぎたら取れそう」
「触らない方がいいなら、根元は洗わない方がいいのかな」
「美容液とコーティング剤って何が違うの?」
「クレンジングはどこまで気をつければいいの?」
と感じている方もいます。


だからこそ、サロンで伝えるときは、

やってはいけないこと
だけでなく、
やってほしいこと
までセットで伝えるのがおすすめです。



まず伝えたいのは「洗っていい」ということ


意外と多いのが、

「マツエクは濡らさない方がいい」
「取れそうだから、あまり洗わない方がいい」
と思っているお客様です。

もちろん、強くこする洗い方は避けたいです。


でも、洗わないままにしてしまうと、まつ毛の根元に皮脂、メイク汚れ、アイシャドウ、日焼け止め、
スキンケアの油分などが残りやすくなります。


まつ毛の根元は、自分では見えにくい部分です。

顔全体を洗っているつもりでも、目元のキワまでは十分に洗えていないことがあります。


だからこそ、お客様にはまず、

マツエク中でも、目元はやさしく洗って大丈夫です。
大切なのは、こすらずに清潔に保つことです。

と伝えると分かりやすくなります。


「洗わない方がいい」ではなく、

やさしく洗って、汚れを残さない方がいい
という考え方を伝えることが大切です。



「こすらない」は、動きまで伝える


「こすらないでください」は、サロンでよく使う言葉です。


ただ、お客様にとっては少し曖昧です。

メイクを落とすとき、タオルで拭くとき、目がかゆいとき、寝起きに触るとき。
日常の中には、無意識に目元へ摩擦がかかる場面がたくさんあります。

だからこそ、伝えるときは少し具体的にします。


たとえば、

横にゴシゴシ動かすのではなく、まつ毛の流れに沿ってやさしく洗ってください。
タオルで拭くときは、こするのではなく、軽く押さえるように水分を取ってください。
かゆいときも、指でまつ毛を引っ張らないようにしてください。


このように、動きまで伝えると、お客様は実践しやすくなります。


ホームケア説明は、正しい知識を伝えるだけでなく、

お客様が家で再現できる言葉にすること
が大切です。

 

クレンジングは「顔全体」ではなく「目元」を分けて伝える


オイルクレンジングについても、以前の記事で触れました。

オイルそのものだけが問題というより、目元に油分やメイク汚れが残ったり、落とすときに強くこすったりすることが、エクステの持ちに影響しやすくなります。


ただ、お客様に

「オイルは使わないでください」
とだけ伝えると、


「顔全体もダメなの?」

「マツエクOKって書いてあるものならいいの?」
「少しでも使ったら取れるの?」
と迷いやすくなります。


サロンで伝えるなら、

目元だけでも、オイルフリーのクレンジングやまつ毛用の洗浄料を使うと、より安心です。
顔全体のメイクを落とすことと、まつ毛の根元を洗うことは分けて考えてください。

このように伝えると、禁止感が強くなりすぎません。


お客様も、

「全部変えなきゃいけない」
ではなく、
「目元だけ気をつければいいんだ」
と受け取りやすくなります。



乾かす・整えるまでがホームケア


洗うことは大切ですが、洗ったあとも大切です。

洗顔後にまつ毛が濡れたままだと、エクステ同士がくっついたり、向きが乱れたりしやすくなります。


お客様には、

洗顔後はタオルでこすらず、軽く押さえるように水分を取ってください。
そのあと、必要に応じて冷風で軽く乾かし、乾いた状態でブラシで整えると、向きがきれいに戻りやすいです。

と伝えると分かりやすいです。


ここで大切なのは、順番です。


洗う


水分を取る

乾かす

整える


濡れた状態で強くブラッシングすると、まつ毛やエクステに負担がかかることがあります。


「ブラシで整えてください」と伝えるだけでなく、

乾いてからやさしく整える
と伝えることで、より実践しやすくなります。



美容液・コーティング剤は、目的を分けて伝える


美容液やコーティング剤も、お客様にとっては違いが分かりにくいアイテムです。

サロン側は分かっていても、お客様からすると
「どちらもまつ毛に塗るもの」
に見えていることがあります。


だからこそ、説明するときは目的を分けると伝わりやすくなります。


美容液は、自まつ毛を整えるためのケア。

コーティング剤は、エクステやラッシュリフト後の仕上がりを守るためのケア。

このように伝えるだけでも、お客様の理解は変わります。


さらに、

夜は美容液で自まつ毛のケア。
朝やお出かけ前はコーティング剤で毛流れを整える。


というように、使うタイミングまで伝えると、日常に取り入れやすくなります。


「使ってください」ではなく、

いつ・何のために使うか
まで伝えることが大切です。



ホームケアで最低限伝えたい5つのこと




ホームケア説明をシンプルにまとめるなら、まずは次の5つを伝えると分かりやすくなります。

1. 目元はやさしく洗う

まつ毛の根元に皮脂やメイク汚れを残さないように、こすらずやさしく洗うことを伝えます。

2. 横にこすらない

クレンジング、洗顔、タオルで拭くとき、目をこする癖など、摩擦がかかりやすい場面を具体的に伝えます。

3. 油分を根元に残さない

オイルクレンジング、アイクリーム、日焼け止め、保湿バームなどがまつ毛の根元に残らないように
注意してもらいます。

4. 洗顔後は乾かして整える

濡れたまま放置せず、やさしく水分を取り、必要に応じて冷風で乾かしてからブラシで整える流れを伝えます。

5. 美容液やコーティング剤は目的に合わせて使う

自まつ毛を整えたいのか、エクステの毛流れを守りたいのか、目的を分けて使うことを伝えます。

この5つを毎回すべて長く説明する必要はありません。

ただ、サロンの中で説明内容を統一しておくと、お客様にも伝わりやすくなります。




伝え方を変えるだけで、お客様の行動は変わる


ホームケア説明は、専門的すぎても伝わりにくくなります。


たとえば、

「油分が残るとグルーの密着に影響します」
だけだと、施術者には分かっても、お客様には少し難しく感じられることがあります。


そんなときは、言い換えて伝えるのがおすすめです。


油分が残ると、エクステが滑りやすくなることがあります。
なので、目元だけでも油分を残さないように洗ってくださいね。

このように、理由と行動をセットにすると伝わりやすくなります。


また、

洗わない方が取れにくいと思われる方もいますが、汚れが残る方がトラブルや持ちの低下につながることがあります。
こすらず、やさしく洗うことが大切です。

という伝え方も、お客様の誤解をほどきやすくなります。

ホームケア説明は、正論を伝えるだけではなく、
お客様が迷わず行動できる言葉にすること
が大切です。



サロン側で説明を統一しておく


ホームケアの説明は、スタッフによって言い方が変わると、お客様が迷ってしまうことがあります。


あるスタッフは

「濡らさないでください」
と言い、別のスタッフは
「洗ってください」
と言う。


あるスタッフは

「美容液を使ってください」
と言い、別のスタッフは
「コーティング剤を使ってください」
と言う。


言っていることが間違っていなくても、受け取る側にとっては分かりにくくなります。


サロン内では、

・施術直後に伝えること
・当日気をつけること
・翌日以降の洗顔方法
・美容液やコーティング剤の使い方
・次回来店までに気をつけること

を簡単にまとめておくと安心です。


説明の内容が揃うと、お客様も行動しやすくなり、サロンとしての信頼感にもつながります。



伝えっぱなしにしないことも大切


ホームケアは、初回に説明して終わりではありません。


お客様は、聞いたときは分かったつもりでも、家に帰ると忘れてしまうことがあります。

また、季節や生活習慣によって、気をつけるポイントも変わります。


たとえば、

汗をかきやすい季節。
湿度が高い時期。
花粉で目元を触りやすい時期。
乾燥で目元の保湿を増やす時期。
イベント前でアイメイクが濃くなる時期。

こうしたタイミングでは、改めてホームケアを伝えることが大切です。


「前にもお伝えしましたが、最近は汗や皮脂が出やすい時期なので、目元の洗い方を少し意識してみてくださいね。」


このくらいの一言でも、お客様の意識は変わります。


ホームケア説明は一度きりではなく、

季節や状態に合わせて何度も伝えていいもの
です。



PLJのホームケア提案として


PLJでは、まつ毛のホームケアに取り入れやすいアイテムとして、
Perfect Glossyをご用意しています。


Perfect Glossyは、まつ毛美容液として自まつ毛にハリ・コシ・ツヤ感を与えながら、
エクステやラッシュリフト後のまつ毛を整えるコーティング剤のような役割でも使いやすいアイテムです。


お客様に伝えるときは、

自まつ毛のケアも、仕上がりのキープも意識したい方におすすめです。
洗顔後の清潔なまつ毛に、薄く均一になじませてください。

というように、使う目的と使い方をセットで案内すると伝わりやすくなります。


「美容液を使ってください」だけではなく、

何のために使うのか
いつ使うのか
どのくらい使うのか
まで伝えることで、お客様も続けやすくなります。


Perfect Glossyはこちら

商品ページを見る


まとめ


マツエクの持ちを安定させるためには、サロンでの施術だけでなく、お客様のホームケアも大切です。

ただし、ホームケアはお客様の努力任せにするものではありません。

サロン側が、
何をすればいいのか。
なぜ必要なのか。
どのタイミングで行うのか。

を分かりやすく伝えることで、お客様は実践しやすくなります。

「こすらないでください」だけで終わらせず、
どう洗うのか。
どう乾かすのか。
何を根元に残さないのか。
美容液やコーティング剤をどう使うのか。

ここまで伝えられると、ホームケアの質は変わります。

きれいな仕上がりを長く楽しんでもらうために、施術後の説明をもう一度見直してみてください。

ホームケアは、サロンとお客様が一緒に仕上がりを育てていくための大切な習慣です。